DockerとUbuntuを使った開発環境構築の手順
こんにちは。今回は、Docker初心者に向けて、DockerとUbuntuを使った開発環境構築の手順について説明します。
はじめに
Dockerは、アプリケーションをコンテナと呼ばれる独立した環境に包んで実行することができるオープンソースのプラットフォームです。Dockerを利用することで、開発環境の構築が簡単になり、環境差異によるトラブルを回避することができます。また、Dockerコンテナは軽量であるため、スピーディーな開発をサポートします。
Ubuntuは、Linuxディストリビューションの一つであり、Dockerの公式サポート対象OSの一つです。UbuntuをホストOSとして利用することで、Dockerの利用がよりスムーズに行えます。
以下では、DockerとUbuntuを使った開発環境の構築手順を説明します。
Dockerのインストール
まずは、Dockerをインストールしましょう。
Step 1: Dockerのインストール
以下のコマンドを実行して、Dockerをインストールします。
sudo apt-get update sudo apt-get install docker.io
Step 2: Dockerの起動
以下のコマンドを実行して、Dockerを起動します。
sudo systemctl start docker
Step 3: Dockerの自動起動の設定
以下のコマンドを実行して、Dockerを自動起動するように設定します。
sudo systemctl enable docker
以上で、Dockerのインストールが完了しました。
Ubuntuの設定
次に、Ubuntuの設定を行いましょう。
Step 1: ユーザーの追加
以下のコマンドを実行して、新しいユーザーを追加します。ユーザー名は任意のものを指定してください。
sudo adduser newuser
Step 2: ユーザーをsudoグループに追加
以下のコマンドを実行して、新しいユーザーをsudoグループに追加します。
sudo usermod -aG sudo newuser
Step 3: ユーザーの切り替え
以下のコマンドを実行して、新しいユーザーに切り替えます。
su - newuser
以上で、Ubuntuの設定が完了しました。
Dockerコンテナの作成
最後に、Dockerコンテナを作成しましょう。
Step 1: Dockerイメージの取得
以下のコマンドを実行して、UbuntuのDockerイメージを取得します。
docker pull ubuntu
Step 2: Dockerコンテナの作成
以下のコマンドを実行して、新しいDockerコンテナを作成します。
docker run -it ubuntu
Step 3: Dockerコンテナからの抜け出し
Dockerコンテナから抜け出すには、以下のコマンドを実行します。
exit
以上で、Dockerコンテナの作成が完了しました。
まとめ
今回は、DockerとUbuntuを使った開発環境構築の手順について説明しました。Dockerを利用することで、開発環境の構築が簡単になり、環境差異によるトラブルを回避することができます。また、UbuntuをホストOSとして利用することで、Dockerの利用がよりスムーズに行えます。
ただし、Dockerには学習コストがかかることもあります。初心者の場合は、Dockerの使い方について十分に学習した上で、実際に利用することをおすすめします。